2010/10 船橋経営元気塾 【人材労使】

2010/10 船橋経営元気塾 【人材労使】

テーマ:あなたの社員に対する姿勢は正しいですか?
報告者:(株)日本都市 代表取締役 大原俊弘氏

 10月の船橋経営元気塾は、船橋支部幹事長でもある大原氏が報告者となり、自社の人材労使について、36名の参加者へ熱く語って下さいました。

 12年前に3人で始めた会社が、今や100名にせまる従業数。どのように社員と関わってきたのか、日頃の同友会活動では語られない、社長としての大原氏の奮闘が満載でした。本誌では紙面の都合上(?)、当日のお話の半分も伝えられません !

 グループディスカッションも今回は60分。ともするとこれまでは「自己紹介」のみで終わることもあったのですが、「報告者」「自社」を本題とし、同じグループ参加者の「他社」についても話が深まり、これまでにない白熱した討論も行われました。

反面教師だった修業時代

 大原氏は23歳から5年間、道路に「線」を引く会社に修業のため入社し、28歳の時に自社を創業。5年間の修業で体験し感じたことは、①社長も社員も朝から働かない、 ②助け合って仕事をする姿勢がない、③指示がないと働かない、④自分で考えて仕事ができない、⑤給料が当たり前のように遅配される。

 そんなことを学んで予定通り独立創業した時に「修業で世話になった会社にはしたくない」と強く決意。まずしたことは、3人の社員のうち1人を「こいつが育たなければうちの会社に未来はない」という思いで徹底的に精一杯教育したそうです。しかし相手は新入社員。
当然のように失敗はするしヘマもする。時には現場(交差点の真ん中! )で取っ組み合いにもなったそうです。

社員は信じない !

 「社員は信じない!」という同友会にはあるまじき(?)衝撃的なレジュメの項目に話は進みます。
 それは「自分の子どもを皆さん信じていますか?」という大原氏の問いかけで始まりました。自分の子どものように愛情を持って社員に接しているが、愛のムチも時には必要だし、「もうしません」と言っても「どうせまたやるだろうな」という、“怒る”のではなく“叱る”と
いう基本姿勢が大原氏にはあるように感じられました。

 社員は信じない、とは大原社長が自分の子どものように徹底的に社員の面倒を見る、という接し方の裏返しであることだと伺えました。「社員はなんかしでかす」と想定済みなので、何か起きても社長として落ち着いた対応ができる。実際に報告当日も、会社のガソリン自動車に“軽油”を給油してしまうという失態を社員がしたそうです。想定済みなのでレンタカーの手配、社員のスケジュール再構築、修理工場への連絡、とスムーズな処理で(他社の社長さんではブチキレる状況でも)無事、同友会にも来られたそうです(笑)。

東大生も半分は落ちこぼれ

 日本のトップ50人が入学する東大のクラスでも、半分は落ちこぼれるという話を聞いた大原氏は「うちの社員の半分は仕事できなくて当然だ」と思ったそうです。それよりも「バカだ、アホだ」と他の社員からののしられても自社で堪え忍んでがんばって仕事をしている社員
こそが宝物なんです、と熱く語って下さいました。

2010年10月19日 2010/10 船橋経営元気塾 【人材労使】 はコメントを受け付けていません。 | トラックバックURL |

カテゴリ: 船橋支部例会

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